耐熱性変色防止剤

耐熱性変色防止剤

酸化膜剥がれ試験結果

  280℃ 300℃ 320℃ 340℃ 360℃ 380℃ 400℃
未処理

280℃ 未処理

300℃ 未処理

320℃ 未処理

340℃ 未処理

360℃ 未処理

380℃ 未処理

400℃ 未処理

剥がれ面積比 (%) 0 0 10 20 50 90 100
AT-4

280℃ AT-4

300℃ AT-4

320℃ AT-4

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360℃ AT-4

380℃ AT-4

400℃ AT-4

剥がれ面積比 (%) 0 0 0 0 0 1 5

銅素材:C194合金+銅ストライクめっき0.2μm

銅酸化膜剥がれ(テープピール)試験方法

  1. ホットプレートで5分間加熱(280~400℃)
  2. 接着テープで角度180°を保持して引き剥がす
  3. 接着テープに転写した銅酸化膜を全体の面積比から算出
銅酸化膜剥がれ(テープピール)試験方法

特徴

  • 一般的な銅変色防止剤のベンゾトリアゾールと比べ、耐熱性の高い新規成分を採用
  • 銅との親和性が高く、緻密な単分子膜を形成
  • 単分子膜形成によって、W.B性、はんだ性などの両立を実現
  • 従来のシアン化銀カリウム(PSC)添加タイプに匹敵する耐銅酸化膜剥がれ性
  • 記特性に加え、耐湿性、加熱変色防止性能も兼ね備えています

主な用途

  • ICリードフレーム
  • 銅ボンディングワイヤ
  • 導電性銅ペースト
  • 銅バンプ接続